「どうしてなんだよ…っ梨華っ…梨華…!梨華っ…!!」
俺は手袋をぎゅっと握りしめた。
ギュッギュッ
雪の中を歩く足音が聞こえる。
「…誰…?」
だんだん近づいてくる。
「…駿?…あれ?天もいる。」
吹雪の奥から現れたのは、
「「梨華!?」」
梨華だった。
「え!?梨華!?え!?」
駿と俺はアタフタしながら梨華に近づく。
「なんで駿と天がこんなところに?」
ぎゅっ…。
「しゅ、駿?」
駿が梨華を思わず抱きしめる。
「よ、よかった…本当によかった…!」
俺は駿と梨華を微笑ましく見つめた。
…梨華、本当によかった…。
「なんだか私もよくわからないの。
でも、未羽が私を助けてくれたみたい?」
「??未羽が?」
ギュッギュッ…
また近づく足音。
!!!!
未羽…!!!!
「どうしてここに!?」
俺たちを見て、未羽は困ったように笑った。
「…私の力不足だね…。
りぃちゃんだけじゃなくて、結局3人を危ない目に合わせちゃった。
…でも救えてよかった…」
「!?どういうことだよ、未羽!」
「…?未羽ちゃん、どういうこと…?」
「未羽、今、りぃちゃんって…!」
