冬の寒い日、窓のガラスがガタガタと音をたてていた。そんな時だった・・・
「奥様!私は、反対ですわ!」
大きな声を出し怒鳴りだした。それは、私のお母さんの知り合いだった。
「奥様は、旦那様が亡くなってあせるのは分かります!でも、3歳の子供を一人、あんな田舎にやるなんて!考え直してくださいよ!」
するとお母さんは小さな声で・・・
「仕方がないことなのよ。これは、理由があってやるこのなのだから。私だってこの子を一人には、したくないの!」
理由という言葉でその人は、反応していた。まるで悪夢を見たような顔で・・・
「理由ってまさか!?」
「そうよ・・・・・・・・・・・」
理由があることを知り、何も言えなくなった友達はもう、この言葉しかでなかった。
「なら、仕方ががないわね・・・支度をしなきゃね・・・」
冬の雪が声を上げ、話の終わりを告げた。このあと私は、いろんな運命をともにいろんな体験をすることとなる・・・。