ゆめか「ねえ。ちょっといい?」
その言葉に、私は振り向いた。

でも。
しゅうや「うん。」
私じゃなくて、しゅうやだった。
ゆめか「ちょっとしゅうやに大事な話あるから、三人とも先帰ってて」
あみ「え?それなら待つよ」
ゆめか「ダメ。長くなるから。」
え…
ゆめかはハッと何かに気づくと私の目を見た。
ゆめか「ごめん。でも、今日は本当に大事な話で…残ってもらっていたら困るのよ。先に、帰ってもらってていい?」
その説得力に私は思わずこくりと頷いた。