「「うわぁ!すっごい楽しそぉ~(楽しそうだな!)」」
「…………」
「……くぁ〜」
ゴォォォォーーーーーーーーーー
ワーーーーーー!!
キャーーーーーー!!
重なった彰と萌亜先輩の声
二人のキラキラした目
スライダーの音
響く歓声、悲鳴か分からない声
目の前には大きな搭乗ゲート
「………」
そんな中、瀬上は呑気に欠伸をし
私は他人が見れば無表情な、恐怖に怯えた顔をしていた…
「「いこー(ぜ)!!」」
「ういー」
「……」
進んでいく3人
後ろから視線を地面に向けて着いていく私
せめてドキドキした心臓音を隠そうと、カバンを強く握りしめている
…なんで?って?
もしかして苦手なの?って?
え、強そうなのに!って?
………すごく怖いわよ…

