「う~ん……」
まだ諦めきれてない様子の先輩
まぁ、そんなに先輩が行きたいなら俺は言ってもいいけど…
「相手の男子は置いといて、紗を誘うなら先輩が誘ってくださいね?
俺が誘ったら100%断られますし…ははっ」
そう言うと
「え…行ってもいいの!?」
思いきり食いついてくる
「知りませんからね?紗が怒っても」
「そこは任せといて!
でも…
誘う時、彰君もついてきてね?」
「え…マジですかっ」
「もちろん!」
俺がいるだけでもうダメだと思うんだけどなぁ?
…それより、紗が行ってくれるとして相手の男はどうする?
紗に選んでもらう?
いや…紗が選ぶわけない
それに、幼馴染みとして、金髪でチャラチャラしたような奴にも紗を任せたくない
……ん~、どうしようか
俺は紗のことなら大抵知ってるつもりだった
だけど、
俺は紗の気持ちには気づいてなかった
それどころか、紗の知らないところで
Wデートなんていう、残酷な計画を立ててたんだ……

