ますます騒がしくなった部室も
「彼氏なわけない」
紗の一言で静まり返る
「あ…そう」
眉をしかめているけどそんなに嫌なのか?
「………」
「……?」
フとこちらをじーっと見つめている瀬上の視線に気がつく
……睨んでる?
違うな…なんだろう?
気になりながらも視線を外して着替え始める
紗は俺達が目の前で着替えていても無反応
鉄仮面だな…
「うしっ!着替え終わったぜ!
彰、早くしろ」
「峰守…早ぇーよ」
急かされながらもやっと着替え終わる
そんな俺の耳に
「彰くんまだいる〜?」
可愛い声が聞こえてきた。
「おい!彼女様が呼んでるぞっ」
「ちくしょー!俺らに何度惨めな思いさせんだよっ」
……本当に飢えてるな
サッカー部は
「じゃっちょっと先に部室出ときますね!」

