「飛鷹、弓月。何をコソコソしているんだ?
問題が解けるからと言って授業を聞かないのは許さんぞ」
……お顔が厳つい理科の田村先生に怒られてしまった
「すみません」
前に向き直り謝ると、「分かればいい」と授業が再開した
「…ごめん…
俺から喋りかけたのに…」
またもやコソコソと隣から喋りかけてくる弓月くん
…今怒られた理由分かってるのかな?
「…あの、弓月くん?」
「…ん?」
「今怒られたばかりだから、喋るのは休み時間にしよう?
それと、私も喋ってたんだから同罪だよ」
「……っ!」
……同罪って大袈裟だったかな?
とりあえず黙ってくれた弓月くんは、何故か顔を輝かせてコクコクと頷いていた
それを見て一安心したのも束の間
……次の授業なんだっけ?
そう思って、教室内の壁に貼ってある"時間割表"に目を移すと……
「……っっ!!!!」
ガタッ!
バサバサッ!
驚きのあまり椅子に乗った身体が動いた反動で机も動き、その上に積み上げていた教科書が全て落ちてしまった
「なんだ飛鷹ー?
今日は騒がしいなー」
もはや田村先生の言葉は耳に入らない
時間割表に書かれた次の授業は……

