「何で振られたかも納得してない、未練たらたらだわ、そんな奴が自棄になってんじゃねぇ! あかりちゃんとちゃんと話してこい。」 そう言うと涼太は僕の襟首を掴み、外へと放おった。 「俺のダチはそんなヘタレみたいな奴じゃない。 ケリつけてこないならお前とはもうダチじゃねぇかんな!!」 投げつけられた鞄に勢いよく閉められた扉に、唖然としたまま見ているしか出来なかった。 軽く入ったアルコールを冷まそうと、夜風に当たりながら家路につく。