秋が暮れる頃には、 彼も進路とか言いだして 私を違う学年の違う生徒とか 言ってしまうのかなぁ。 私は彼よりふたつも年下で まだ学校にすら 慣れきっていなかった。 何だか疲れきった昼休みに 弁当をたべていながら、 窓の外を見る。 寂しかった。