お昼にカップラーメンを食べて
学校へ行く支度を始めた

「そうですね… お二人はガッコウにいくのですか…」

「今日は一限だけだし 終わったらすぐ帰ってくるな」

そう言って寂しそうな姫の頭を指先で撫でた
恥ずかしそうに顔を赤く染めて俯く

(ほほー この女もしかして)

海斗は何となく何かを察した
時間が迫って来たのでほら行くぞと言った

「またな シュシュ 次来たときは服持ってきてやるよ」

「海斗さん!ありがとうございます!いやらしいけど!」

「ンだとごらぁ!」

「まぁまぁ~ じゃあ行ってくるよ~」

そう言って家を出た
いってらっしゃいと大きな声で送り出す

「へへへ 頭…」

撫でられた頭を嬉しそうに自分で触りながら