ガラッ
ドアを開けると、目の前が真っ暗になった。
どうしよ。。既に怖いかも！
それでも私は勇気を出して、1歩、2歩と慎重に踏み出した。
うーらーめーしーやー……
「キャァァアァァァァッッ！！！！」
咄嗟に今まで出した事の無いような枯れた酷い声が出る。
お化け役の人が逆に驚いちゃって、
すみません、大丈夫ですか!?と謝られた。
情けないなぁ(><)私って。
「大丈夫ですっ！こっちこそ驚かせてしまってスミマセン！！！」
深々とお辞儀したが、暗くてよく相手の顔が見えなかった。
その後も先に進んではみたけど、ゴールが見つからない。
あっ、そうだ！
お姉ちゃんの言ってた"お兄さん"って、
どこにいるのかな？
