幻ー消えない追憶ー


そんな中、私は憂鬱な気分で机に突っ伏している。




「どーしったの♪」



莉乃がウキウキと話しかけてきた。


このリア充め!

きっと神崎くんとお祭り行ったり、海行ったりしたんだろうなぁ。羨ましすぎてハゲる!

莉乃は別人のように、綺麗になっていた。


「どうしたもこうもないよ!夏休み中何処にも行けなかったぁぁぁ!莉乃は彼氏とどこか出掛けたんでしょ?」


「まぁね〜♪映画とかぁ、お祭りとかぁ、たーくさん連れて行ってくれたの!!本当にイイ男だよ直弥は!」


自慢げにノロケる。


いつの間に名前で呼び合う仲になったの…?
しかも喋り方までぶりっ子みたいになってるし!恋するとここまで変わるんだね。