それからというものの、私は雑用係として地獄の日々を送っていた。
雑用係の仕事は主に2つある。
まず1つ目はいわゆるパシリというやつだ。
白倉くんが飲みたい、食べたい、読みたい、などと言ったらそれはGOサイン。
超高速で買いに行かなければならない。
私の経験からすると、この仕事が一番辛い。
お金は渡されるけども階段の昇り降りが腰にくる。
特に真夏のじめじめと暑い日なんて最悪だ。
2つ目は呼び出しに応じる事。
何をしていても白倉くんが呼んだら二つ返事で向かわなければならない。
これらは絶対服従という暗黙のルールの元で行われている。
仕事をサボったり拒否しようものならば、罰則が待っている。
私はまだ受けた事がないけど、白倉くんのことだからとんでもなく恐ろしい罰なんだろう。

