ハゲの先生に、めんどくさい仕事を押し付けられて私は教室に歩いていた。




せっかくの入学式も、この「委員長役」という、いやーーな仕事のことで頭がいっぱいで…



そんなこんなで入学式は終わっていた…





散々だよ。

音弥と愛来がいなかったら、私はどうなっていたことか。

(大輝の名前がないことにはふれないでおいてw)




それにしても、私は同中の子と話してばっかで他の子と喋ってないじゃん！




あー！出会いとかの前に、友達作りだよーー！


人生うまくいかないってのを痛感した気がするなー。




「お！空どこいってたんだよー？」



「さっそく榎本先生に仕事を押し付けられてさー…」



教室に入るなり話しかけてきた音也にそう答えると、




「榎本！？誰それーーーーーっ！」




音弥は担任の先生の名前すらも覚えられないのかな…(笑)




「音弥くん！榎本っていうのは、あの頭が光を反射している…」





あぁ、愛来がおかしくなってしまった…








出会いなんてなくったって、愛来と音弥のこんなバカなやり取りとか見れるだけで、私は幸せなのかもしれないな(笑)