ダントツ!!16番人気の翔馬くん

はぁ…


さくら、マジで帰ってきてくれるかなぁ…


『でっ、明日はマジで行っていいの?』


ん?


さくらのことを考えながらひとりブルーになっていると、突然、翔馬が訊ねかけてきた。


そして翔馬へと目を向けると…


うっ!!


そこには、キラキラと目を輝かせながら俺を見つめている翔馬がいて、


『しょっ…翔馬…』


瞬間、俺はガバッと翔馬を抱きしめた。