ダントツ!!16番人気の翔馬くん

ドキっ!!


あぁ~、この笑顔があたしだけのものだなんて…


(平日のみだけど…)


贅沢すぎるっ!!


『野菜スティック…』


『え?』


ひとりにやけているところで翔馬くんは呟いた。


そして目が合った瞬間、


『ニンジン多めで用意しといて。』


それだけ言い残すと、再び階段を下りていってしまった。