向日葵~あなただけを見つめる~




家をはやめに出たつもりだったが

りゅうはもうそこに来ていた


「おう、あや、こっちこっち」



『ご、ごめん、遅れた』



「全然いいよー」

「てか、今日の服かわいいね」



顔が熱くなるのが自分でもわかるくらい

ドキッとした



『そ、それはどうも!』


よくよく考えてみるとりゅうと喋る時は

目を合わせられない


それどころか言葉もまともにしゃべれない




それくらいどきどきしてた