「ねぇ、ねぇ、ねぇってば!!」

『うわ、びっくりした』

「あやー、また香凛の話聞いてなかったでしょ?」

『聞いてたよ!』

「うそ。だってずっと携帯見てたじゃん!」

『うん、聞いてなかった』

「もー、いつもそうなんだから、あやは!」

『ごめんごめん』






私の名前は高杉 あや。

この春高校生になったばっかだ。

出席日数とか成績が足りなくてどうなるか

と思ったけどなんとか高校生になれた!



。。私立だけどね







「香凛。あやが話聞いてないのなんていつものことでしょ!」

この子は麻里恵。

背が高くて細くて、モデルさんみたいな体型が羨ましい


言いたいことをずばすばと言うが、いつもまとめてくれるお姉さん的存在だ



「そうだよ、昔からなんだから!もう治らないよ。」

そして幼馴染みの莉奈

家が隣だったということもあり小さいころからずっと一緒

私の最大の理解者でもある



「もー、次はちゃんと香凛の話聞いてよね!」

香凛は私達の妹のような存在。

背が低く童顔なためみんなにいじられる

いわゆるいじられキャラというやつだ