コーラな彼と恋したい


食事が終ると、二コルは二人分のお皿を
さっと洗って、部屋に戻っていった。

リビングで、ソファに座ってテレビを見ていると、
手に紙袋をぶら下げた二コルが
戻ってきて、私の隣に座った。

 「これ、おみやげ」

ピンクの紙袋の中には、ボディシャンプーと
ボディミストが入っていた。

日本ではまだ買うことのできない、人気
ショップのもので、以前親戚のお姉ちゃんが
旅行のお土産で買ってきてくれたことがある。

 「ありがとうー」

凄く良い香りにうっとりしていると

 「僕のお姉さんが選びました」と、

笑っていた。

きっと、二コルはお父さん、お母さんって
ご両親のことを呼ぶんだろうなって、
想像したら、なんかにやにやしちゃう。

だって、みんなおやじとか、おふくろとか
下手したらうちのばばあが、、、って
学校で言ってるから。

紙袋の中には、もうひとつビニールの袋が
入っていて、その中にはTシャツが入っていた。