「僕は、馬鹿じゃないよ
かなり頭がいいよ。
クラスで、ううん、違うな、
たぶん学年で、一番頭がいいよ」
そういう話をしているんじゃないのに。
「うん、僕は日本でもすごく頭がいいと思う」
二コルは、そう言って、
いたずらっ子のように笑った。
そんな笑顔をみていたら、なんだか怒っている
私がバカみたいで、いつの間にか一緒に
笑っていた。
「これ、なあに?」
女の子の二コルにプレゼントするはずだった
くまのマスコット。
「あ、それね、、、」
女の子の二コルにあげるはずだったけど
男子がきちゃったから、返してっていうのも
どうなのかなぁ、、、と考えていると
「プレゼント?」と彼が聞くので
「そう、プレゼント」と私は答える。
「やっぱり、日本の女の子は優しいね
おばあさんが言っていたんだ。
アメリカの女の子と、日本の女の子は
少し違うよって」
