「あの…仁さん。何で私をいつもここに連れてくるんですか??」


「お前のピアス」



「ピアス?」


あの高校行くならってお母さんが開けてくれた。そして、いつもお母さんにもらったピアスをしてる。



「これがどうしたんですか??」



「雪姫のピアスにそっくり。」



「はっ!?お前雪姫にあったことないだろ??」



「父さんに聞いたんだよ。父さんは東区高校だったんだけど、一回だけ雪姫に会ったことがあって、ピアスが印象的だったって。」


「このピアスはいつも身につけておくようにって。お母さんが。」