「私ね航大!! ずっと前から航大のこと好きだったの」 下駄箱の中に入っていたラブレター。 あいには知られたくなかった。 …のに。 「航大!何してるの?」 俺の好きな人。 今、ここにいられたら困る。 どうすればいいのかわからなくて 何してるのかなんて、答えられなかった。 少しの沈黙を破ったのは あいのほうだった。 「私ね航大!! ずっと前から航大のこと好きだったの」 あいが俺のこと好き…? 嬉しすぎんだろ… 顔を真っ赤にして、一生懸命な姿は ほんとにかわいくて、抱き締めてやりたかった…