…だけど…。 歩にとっては、それがいいんだ。 歩の恋のためにも、邪魔にならないようにしなくちゃならない…。 だったら… 歩と、幼なじみなんか、やめる…。 「…ちっ…」 歩は小さな舌打ちを残して、屋上から出て行った。