俺様な幼なじみ。



…それができないから、困ってるのに…。



…だって…




歩の前だと、私、強がりになっちゃうし…




歩の言葉にいちいち反抗して、


可愛げのないことばっかり言っちゃうし。





「もー!

そんなに暗い顔しない!

…じゃあ、外見から入ってみる?」





「外見…?」




「ちょっと来て!」





「えぇ?うわっ」





私は希に引っ張られるままに、ついていった。