私の体温は、ますます上昇し、

心臓はバクバク、

顔は赤くなっていく。



そして数秒後、歩の顔が近づいたかと思うと、


ちゅっ。


という音がして、唇に柔らかい感覚がした。



「…え?え??」


今、何が起こった⁉︎



「ごちそーさま」




そう言ってニヤリと笑う歩。



「う、あ…///ば、ばかぁ〜…///」



口ではそんなことを言うけど、


やっぱり嬉しいもので。