保健室のILOVEYOU #10

恋愛(学園)

# HAYUU./著
保健室のILOVEYOU #10
作品番号
1258540
最終更新
2015/09/23
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0

ー綾斗ー

そろそろ本題にいこうかなって思って

ベンチから立った

『ももさ、いじめられてね?』

くるっと後ろを向いてももの様子を見た

「なんで … なんで知ってるの …」

『今日、教室で見たの
助けにいかなくてごめんね』

「大丈夫ですっ」

『ももさ、
なんで言ってくれなかったの?
俺、そんなに 頼りない?』

「違うの、違う … 」

ぎゅっ

もものことを守りたくて
ももを助けてあげたくて
俺は抱き締めた …

『隠すなよ …
俺はお前を守りたいんだから』

「綾斗先輩 っ… 」

俺の肩が ほんのり冷たくなった

それは ももが泣いていたから

『これからはお前に俺がついてる
俺の前ならなにしても良いよ
涙もためんな』

「ごめんね … っ」

ももの涙を俺が拾えますように












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