「って、事はつまり………」 『明日の昼前まで皐月くんと二人きりってこと。 私たちは、近くのホテルに絵梨と泊まるから二人で仲良くしなさいね。 あと、永遠。何かあったら皐月くんに守ってもらいなさい』 え……、最後のどうゆう意味って聞こうとする前に、 『ごめん、ちょっと切るね……!』 プープーという無機質な機械音が鼓膜を振るわせた。 「おばさん……なんだって?」 私の唖然とする顔を遠慮がちに覗いて聞いてくる。