「___んっ」 眠たい目を擦りながらベッドから起き上がる。 起き上がる時に、ズキンと痛んだがなるべく気にしないようにする。 今、何時……? 壁にかかっている時計に焦点をあわせると覚醒したように大きく目を見開いた。 「うそ……、5時!?」 何度目を開けたり閉めたりしても、何度目を擦っても変わることのない時計の針。 今日、課題しようって決めてたのに…… 明日すればいいけどさ。 私は、ガクリと肩を落とした時今朝のお母さんの言葉が脳裏によみがえる。