「……大丈夫、皐月のもあるよ。
でも皐月は、か、彼氏だし特別だから違うの用意してるんだけど…生クリーム使ってるから家の冷蔵庫で冷やしてるんだ」
私がそう言うと、「はあぁぁ」と大きくため息を溢しながら座りこむ皐月。
私も真似するように座りこむと、「ごめん、」と膝に顔を埋めながらそう言う皐月。
「俺さ、時々心配になるんだ。もしかしてまだ那月の事好きなのかな、って。
永遠が悪いんじゃないよ。ただ自分に自信がないだけ。
ごめんな、余裕なくて。」
……違うよ、皐月だけじゃないよ。
私だって余裕ないんだよ。

