引っ張られた方を見ると、そこに居たのは皐月で、ドキッと胸が高鳴った。 「なに、してんの?」 「んー、内緒の話。な、永遠?」 唇の所に長くて綺麗な人差し指をあてそう言うなっちゃんにコクコクと二回頷くと、 「…行くぞ、永遠」 少し不機嫌な声でそう言われたあと、グイグイ腕を引っ張られ、強引になっちゃんのいる廊下を後にした。 なっちゃんが見えなくなっても、どんどん歩いていく。 ……掴まれている腕が痛くて、思わず顔をしかめる。 …皐月、機嫌悪い?