その時はもう永遠に対するものが、“恋愛感情“であることを理解していたから、 構ってほしくて意地悪をしていた。 いつもは何も言わずにスルー永遠なんだけどその日は違った。 『おい、ブス。』 俺がそう言った瞬間、キッと鋭い目付きで睨んでくる永遠にびっくりして驚きを隠せない。 『なんだよ、』 『どうしていつも皐月は意地悪ばっかりするの?本当、なっちゃんとは大違いだよ!大っ嫌い!』 “なっちゃんとは大違い“その言葉が頭の中でクルクルと回る。