僕の宝物はママだよ…




ママは、僕を大切に育ててくれた。

いつの日からかパパはいなくなった。

ママはパパの写真の前でお花をあげて

泣いていた。


僕は、少しだけ喋れるようになった。

だから、尋ねたんだ。

「パパは?」


「遠いところへ行ってしまったんだよ…」


「また会える??」


ママは泣きながら首を横に振った。



そっか…パパにはもう会えないのか…。


もっと、抱っこしてもらいたかったな…。