「その日はちょっと、・・・用事があるんだけど」
サクヤさんとの約束を破るわけにもいかないし。
「そっか」
遠くの本棚から聞こえた、明るいけど・・・残念そうな声。
「で、でも!
その用事も、すぐ終わるから。
11:00くらいからなら、平気だよ?」
きっと、すぐに終わる。
サクヤさんとの約束を破るわけにもいかないし。
「そっか」
遠くの本棚から聞こえた、明るいけど・・・残念そうな声。
「で、でも!
その用事も、すぐ終わるから。
11:00くらいからなら、平気だよ?」
きっと、すぐに終わる。

