R男子★

 ここまでくると、意地でも止められないんだ。




 一度知ってしまった奴の一面が、あたしを引き戻さないように頭の中で動いてる。





 「花巻さーん、」



 
 気がつくと、隣の席に藤井が戻ってきていた。




 あたしは藤井のことを好きになり始めてる。





 でもね、なんだろう。




 このキモチが何か、正体が分からないんだ。




 恋だって、ことは予想がつくんだけど。