さて…玲菜に言われたように書いてみよう。

私は胸に手を当てる。
こんなことをしても意味がないかもしれない。

だけど…自分の気持ちを確認できる。

ドクン。ドクン。
体の鼓動が私の思いを伝えてくれる。

私は再びペンをとり、ペンに指を操られるようにして分を綴った。

ありのままの気持ちで綴った人生初のラブレター。

この想い…伝わるといいな…。

私はその手紙を私の想いと一緒に封筒にいれた。

明日は日曜日…か。
渡すのは月曜日になっちゃうな。

…宿題でもやろう!

何かしてないと落ち着かない気持ちに、私は駆られていた。