｢みぃ～んなぁ！ボクの彼女です♪｣

そう言って私を引き寄せる真琴。
ってええ？！

｢なに言ってんのおおおおおお？！｣
｢どうゆうこと？！｣
｢うそっ！｣
｢うぅ～…うぇ～ん‼｣

お友だちでしょ？！
てか、泣いてる子いるしっ！

｢伊集院いるか？｣
｢はぁーい｣
｢ちょっと来てくれ｣

先生に呼ばれて逃げた真琴。
真琴がいなくなった瞬間に、女子が私に飛びかかってきた‼
いたいいたいいたい！！
あ…涙でてきた…

｢うぅっ…いった…やめっ｣

そのとき

｢はなせよ｣
｢か、奏くん…｣
｢ち、ちがうのよ！｣
｢悪いのはこの子でっ…！｣

奏が隣のクラスから駆けつけてくれたよ！
わぁーい！
私の髪をつかんでいた子の手を掴む奏。

｢暦が悪い？んなわけねぇだろ？｣
｢っ！…なんなの！なんでこの子なのよ！｣

すると、

｢なになに？どうしたの？｣
｢てめぇ…っ！｣

奏が真琴につかみかかろうとしたとき
ものすごい殺気が…

｢だれ？｣
｢ま、真琴様？｣
｢誰なの？ボクの家畜傷つけたの｣
｢えっ｣
｢ボクに…暦に関わるな｣

そう言い放った真琴。
怖いっ‼
みんなポカーンって感じだわぁ


ってことで修学旅行行くよ‼