ココアを注ぐ音が部屋に響く。


「ねえ、ミルクは?」

そう問いかけた君の顔がとっても優しいことに、まだ気づかない子供な私。


「いっぱい!!いっぱい入れて!!甘ーいのがいい!」


ココア一つに馬鹿みたいに騒ぎ立てていた、私。






ひとつひとつが、昔の思い出。