あ!マフラー渡すの忘れるところだった! 「あ、あとね昴くん! これ…手作りだから不恰好なんだけど…」 そう言ってマフラーを渡すと、 昴くんは一瞬驚いてから、本当に嬉しそうな表情をしてくれた。 「どうしよう、すっごく嬉しい」 そう言って、ぎゅーっと抱きしめられる。 「これから使わせてもらうね!」 「うん!ありがとう!」 「千夏ちゃん、大好き」