ウソつき彼氏とニセ恋愛





お店に入ると、
やっぱり雰囲気には慣れなくて…



ドキドキしてしまう。



そんな時、真人さんが笑顔で
いらっしゃいませ、って言うんだ。

その笑顔で、なんだか落ち着いてくる。



「2人には食べて欲しい新作があってね」



そう言われ案内されたのは、
いつしかのVIP席だった。



「持ってくるから待っててね」



真人さんはそう言って、キッチンの方へ行ってしまった。