1人で入るのはすごく緊張した。 カラン、カラン── 「いらっしゃいませ…キミは確か…」 お店に入った瞬間、 出てきたのは運良く、真人さんだった。 「七瀬 千夏です」 「今日はお一人かな?」 「…真人さんに用事があってきました。 お店が終わってからでもいいので… 時間もらえますか?」 そういうと、真人さんは驚いてから 優しく微笑んでとりあえず案内するね、と 案内をしてくれた。 今回は、個室のようになってるところだった。