なんとか午前中が終了し、 浴衣から制服に着替えた。 昴くんは既に更衣室の前で待っててくれてる。 それにしても……。 さっきから昴くんの周りには女の子ばっかで…なんだかモヤモヤするっていうか…。 私って心狭いのかなぁ。 「お待たせ…」 更衣室からでると、 昴くんは女の子に囲まれてた。 私のテンションは一気に下がる。 誰にでも優しいのが、昴くんのいいところなんだけど、 ……私だけを見て欲しいなんて、 いつからこんなことを思うようになったのかな。