「栞~!!」 私は息をきらしながら栞を呼んだ。 栞は私の声に気づくと、 びっくりしながらこっちを見ていた。 「里桜!どーしたの?そんな急いで!」 「えぇ!だって遅刻しちゃうじゃん!」 だって、8時に家出てきたんだよ? 8時20分までに門に入らないといけないのに! ん? そもそも栞がこんな時間にここの角にいるわけないよね? 栞、遅刻したことないに…