「里桜、行くぞ!」



終わりの挨拶が終わった瞬間、蓮が私の手をひいた。



「えっ、ちょ、待っ…!」



「あっ!里桜ー!一緒に帰…えっ!?」



蓮が私の手をひいてるのを見て栞がびっくりしていた。



「ごめん栞!今日は一緒に帰れない!また明日!」



栞、ごめん!