「はぁ?うっせぇ!」 チョーップっ!!!!! はぁ……やっちゃった…… 「いったぁ……消えろ!ドヘタ!」 「区部様に下手とはなんだ?!ベェだ!」 公塚は足早に私から去っていった。 「バカだなぁ。わたし。」 私はチョップしてしまった右の手のひらを握りしめて、その拳で真っ赤に燃えている太陽を目の上で隠してみた。