私があなたに残す物

“波留〜?

どした?まだ朝の5時だよ〜?”




俺はまだ眠い目をこすりながら
波留に問いかける






“、、、、”








“ん〜?は〜る〜?”








なかなか返事をしない波留に
不信感を抱く








でもちぃさなこえで波留が何かを言っていた







“たすけて”







今にも消えてしまいそうな声に俺は
ただ事じゃないと思い



“波留?今どこにいるの?”





大声を出して聞いていた







すでに右手には車の鍵を握り
家を飛び出していた