“はぁーい紹介しまーす”
そう大声でドアを開けながら言う男
“今日僕たちのエサになる女の子だよ〜”
“““ぅぉーーーやっときた”””
狭い部屋に5人の男達が
座って酒を飲んでいた
私に声をかけてきたやつは
私と同い年くらいかと思ったけど
明るいところで見ると3つか4つは
上だ。
いつの間にか後ろに縛られた手
口にはタオルが挟まれているから声が出ない
自然とこの逃げ切れない状況で
涙が溢れ出した
“この子もう泣いてる〜かわいい〜”
後ろからドンッと蹴られ
男達の中に転ぶように倒れた
波留side end

