(カズ~
誰が、何を諦めるって?何言ってんだ!本当っ!くだらない。俺を、今の俺を誰に止めることが出来るというのだ)
事務所社長が、後を追いかけて来た。
(事務所社長)
「カズ!悪い事は、言わないから!言う通りにしろ!どっかの、世間知らずな、お嬢様の事なんか、放っておいて…今お前は、自分とメンバーとファンの事だけ、考えろって言ってるんだ!分かるだろう!どっちが、大事かぐらい……決まってんだろ?……お前の今年のスケジュールの為に、一体どれだけの人間が動いていると思ってんだ?……いいな?戻って俺が上手く言っておくから……」
慌てて戻って行った。
カズは、廊下の壁を渾身の力を込めて、突突いた。
(カズ~
何て……何て汚いやり方なんだ!俺は、まだ何にも………この間理音が電話を切った、あの時もしや、理音と 父親が何かあったのか!俺に手を回すくらいの人間だ。理音にも、何か言ってるに違いない!)
その日カズは2月に出す新曲を仕上げメンバーとは先程の事件の事は、何一つ話さなかった。今最低のここにいるメンバーや、スタッフに迷惑をかけたくなかった。
時計の針は、深夜の1時を回っていた。
誰が、何を諦めるって?何言ってんだ!本当っ!くだらない。俺を、今の俺を誰に止めることが出来るというのだ)
事務所社長が、後を追いかけて来た。
(事務所社長)
「カズ!悪い事は、言わないから!言う通りにしろ!どっかの、世間知らずな、お嬢様の事なんか、放っておいて…今お前は、自分とメンバーとファンの事だけ、考えろって言ってるんだ!分かるだろう!どっちが、大事かぐらい……決まってんだろ?……お前の今年のスケジュールの為に、一体どれだけの人間が動いていると思ってんだ?……いいな?戻って俺が上手く言っておくから……」
慌てて戻って行った。
カズは、廊下の壁を渾身の力を込めて、突突いた。
(カズ~
何て……何て汚いやり方なんだ!俺は、まだ何にも………この間理音が電話を切った、あの時もしや、理音と 父親が何かあったのか!俺に手を回すくらいの人間だ。理音にも、何か言ってるに違いない!)
その日カズは2月に出す新曲を仕上げメンバーとは先程の事件の事は、何一つ話さなかった。今最低のここにいるメンバーや、スタッフに迷惑をかけたくなかった。
時計の針は、深夜の1時を回っていた。

