記憶のその先

私が中学の時







よく男子から告白されることがあって







もちろんこんな私を好きになってくれる人なんて居ないと思っていたし







私の反応を見て楽しんでいるんだと思っていたから







「ごめん。」






面白くもなんともない言葉で返した






ごめんね。面白くなくて。






でも中学3年の時







〈立花さん!僕本当に立花さんの事が好きなんだ!信じてくれ!〉






彼の目は真剣そのものだった






彼なら……






彼なら信じれると不覚にも思ってしまった






彼なら…寂しさを忘れさせてくれるだろうと…







私たちは付き合うことになった







彼は晴人という男の子で私にたくさんの愛を注いでくれた







その時私はその愛が偽物だとは気づかずにいた……