記憶のその先

『おい!ひな!ひな!』







必死にひなを呼ぶとひなは目覚めた







よかった……







「りゅう…君?」







そうだ、ひな








俺は龍牙だよ







「りゅう君っ!」






ひなは俺に抱きついてきた







「ずっと…ずっと待ってた……のに……」








『ごめんな、ひな』







ひな……






俺もひなを抱きしめてた