記憶のその先

茶髪の男は怯みながら








〈おい、てめぇ誰だ〉








すると黒夜はキラリと光る指輪を見せた







〈なっっ、お前………黒夜組の者かっ…!〉







『チッ、消えろ』








〈……っ…〉








茶髪の男はすぐに屋上を出ていった